路上 / On The Road
と言えば
ビートニクな方々。やはりコレでしょうか?
ジャック・ケルアック著の有名なやつ。
昔、誰かに
「若者が必ず読まなければならない幾つかの本の1つ」
とか適当なコト言われて自分も読んだ。
ビートニクじゃないけど、ともかく全部読んだ。
で。反論を恐れず告白すれば
(翻訳に馴染めず)さほどピンと来なかったので
実はその後あんまり読んでない。
・・・自分は、ビートニクスでなかった。
そういえば。
今は新訳版もあってタイトルも「路上/On The Road」ではなく
【 On the Road / オン・ザ・ロード 青山南 訳 】なんだそうな。
しかもハードカヴァーで、値段も高い。
まあいいけど。
で、本日はココからが本題。
八重山における「 路上 / On The Road 」はコレです。
そう「 路上寝込み / 寝込み on The Road 」
つまり、お酒を飲んで酔っ払って、
家に帰るまでのどこかで寝てしまうアウトドア派。
夏なんかは、朝、車のボンネットでオッサンが寝ている
なんてのは日常的によくある光景。
地元FM局「石垣サンサンラジオ」では
【昨日の路上寝込み】なるコーナーまであり、件数・内容をほぼ毎日発表する。
こんな感じ・・・
「昨日の路上寝込み件数は3件。
午前1時30分頃、字大川の路上、40代男性・・・」
それにしても、新聞記事中の今年の7月72件て、スゴイね。
毎晩2人以上のオッサンが狭い市街地のどこかで・・・
しかもこの数字は補導された件数だろうから
実際に寝込んでいるオッサンの数は何倍もいるはず
ハッ。ちょっとまてよ。
ここまで書いて気づいてのだけれども
この「路上寝込み」こそ
目の前にある刹那的な快楽の追及であり、抑圧された精神の自由・開放であり・・・
これぞ正しく「ビートジェネレーション」そのものではないか!
多分違うな。
→paipaiウェブサイトトップへ