中年日記2011(追憶の仕入れ旅行) vol.4

中年日記
6/9の続き・・・ 
 
えー皆様。本日は4/17ですよ。 
 
朝。本日も洗濯屋に洗濯ものを出す。
1.3kgで40バーツ也。
 
10:00頃、朝食を食べに外出。パンが美味しいと評判の店へ。

でも「Closed」。ああ。「たった1日だけ休みを頂きます」だって。
チキショー! 
仕方ないので近くのマク〇ナルドへ。何とかセットを食べたよ。 
 
気を取り直して。
本日はちょいと行動範囲が広くなりそうなので「モーターサイ」を借ります。
「Motorcycle/モータサイクル」のタイ語訛りでバイクの事です。
「モーター付きサイ」とかだったら夢があるけど扱いづらそう。
 
で早速近くのバイクショップへ。
 
「半日ほど貸しておくれ。125ccのギア付きのヤツでいいよ。」 
と言ったら。なんと
 
「半日貸しなら余所をあたってくれ。」だって。
このこの~。ナマ言っちゃって~。
 
でも2軒目も同じ返事。???
 
こんなケース過去には1度もないのだが。貸せるバイクがあるのに!
「オレは、ワイは、小商いなんぞ興味ナイ!」という事か。
 
よっしゃ・・・ほんなら他を当たりましょう。
 
で。近くあった古びたレンタバイク屋。 
少し時代には取り残されてはいるが、オヤジも。いい感じ。 
 
バイク屋店主 
  
「バイクはボロでも心は錦」 格安半日80バーツ(約225円)、機関良好!
 
「いいか盗難防止ロックは必ずかけろ。ロックは走ってるとき邪魔だからここに収納しろ。見ろ、この収納便利だろ。俺が考えた。なあ。」みたいなアドバイスもくれた。
 
親切だ。金目当てだけのそれじゃない気がした。プライスレス。 
実際ここで借りたモーターサイは今までで一番古かったが、一番調子が良かった。
(オヤジ。ヨイショしといたよ。)
 
さて。今日の一番の目的はあるお店を探すことです。
 
あるお気に入りの店が、建物自体は存在してるけど閉まったままで
これは「ソンクラーン休暇」なのか「経営破綻」によるものなのか分からなくて
 
宿のネットで調べたら
思ってる場所と違う住所にその店名があった。ん?これは移転したのか?
いや、ネットで見つけた情報サイト自体が古くてソッチが旧住所なのかもしれない。
 
まあ、とにかくその住所まで行ってみようという事になった。モーターサイで。 
 
 
 
・・・オミセアリマセンデシタ。 
結論。
「ソンクラーン休暇」の場合は張り紙があるけど、無いので多分お店が潰れた。
 
 
次行ってみよ。
 
スーツケースを買いに郊外へ。
耐久性が求められるモノは、模造品なんかだとすぐぶっ壊れるのでそれなりの店でそれなりのモノを。 
ゴホッ。そもそも模造品なぞ買って日本に持ち込むと犯罪ですよアナタ。 
 
・・・おっと。
そろそろ注文しておいた品物をピックアップしに行かねば。
 
服屋店主
 
そのうち「3万枚」とか注文するからな~。無理。
また来まーす。
 
と、ここでタイで初めての本格的な雨に降られた。
今までこの時期に来たことなかったが、つまりそろそろ「雨季」なのだ。
 
「ソンクラーン過ぎれば雨季が来る」
 
アレですよ。アレ。石垣島で言うところの 
「ハーリーの鉦(かね)が鳴ると梅雨が明ける」みたいな。
 
もういっちょ!「暑さ寒さも彼岸まで」・・・チト違うか。
 
 
さてもうひと頑張り。スコールもあがったことだし 
日曜日恒例の「サンデーマーケット」に出かけましょう!
 
サンデーマーケット
 
簡単に言いますと。
何でもありの露店がずらりと並びます。しかも98%くらいは我々に関係ない店が。
 
でも観光目的ならそれなりに楽しめます。2%を探して歩くと疲れます。
 
サンデーマーケット
 
市場に殆ど流通していない「掘り出しもの」があるのですよ。稀に。
 
まだ店舗を持っていないセンスの良い作り手さんや
普段工房や店舗をチェンマイ以外に構えてる方々も交じってる訳です。
 
今回は数点仕入れました。 
 
 
ふう。終了。ディナー。
 
ロベルトの店
 
チェンマイで一番好きなイタリア食堂。 
ここはかなり良い店です。名前もあえて書きませんが。 
落ち着きます。
 
で。ハウスワインを1ℓ程飲みました。
 
 
 
また酔っぱらったかの。
 
 
いや、まだまだ。
 
 
 
 
あー。今夜は神々が迎えに来とる!
 
 
ブッダ
 
あはは。
 
 
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中年日記2011(追憶の仕入れ旅行) vol.3

久々の中年日記。
5/12の続き。(遅っ)
 
ややっ。嫁にブログ割り込まれている! 
でも。こう間延びすると、いかにも「追憶」っぽくていいな。言い訳。 
 
 
えー。 
場所はタイ北部・チェンマイ。日付は4/16からですよ皆さん。 
現地時間の午前9:00頃から振り返っていきましょう。 
 
・・・昨日、街で散々水を掛けられたので、洗濯屋に衣類を出す。
30バーツ/kgナリ。 
 
10:00頃から外出。今日は仕事するよ。
なんせ、ソンクラーン イズ オーヴァーだもんで。
 
まず。昨日のバカ騒ぎの現場は・・・
 
ターペー門付近
 
おおー。平和が訪れているではないか。
 
パックス ターペー門。
 
 
よっしゃ。俄然やる気が出たところで、まずシルバー屋を訪ねましょう。
 
ご存知の方も多いかとは存じますが 
タイ北部でシルバーと言えば、「カレンシルバー」。

タイからミャンマーにかけて居住する山岳民族「カレン族」によって生み出されます。彼らの世界観である「アミニズム」が基本コンセプト。
 
八百万(やおろず)の神々を信仰してきた人種が好むのも納得です。
 
カレン族の一部は、女性が首に真鍮かなんか巻きつけて首を長くする
いわゆる「首長族」としても知られております。
 
カレン族もっと知りたい方はコチラ 
 
で。タイ北部最大の町チェンマイはカレンシルバーの一大集積地。
シルバー屋も多数あるのです。・・・早速突撃。 
 
ああ!

シルバーショップ
 
まだ休んでる。(ソンクラーン休暇) 
・・・他のシルバー屋もほぼ休みでした。徒労。開いてのは1軒だけ。
 
その開いてた1軒で、試しに「卸値」を聞いてみて愕然。
なんと2年前の倍以上ではないか!

店主曰く「信じられないレートだろ?自分でもびっくりだよ!でもこの先もしばらく上がるぞ!」って。 
あー。やる気なくした。資金力に乏しい我々にとってこれは死活問題。
 
その上、このシルバー屋の店主も暗に
『お宅らもバイヤーの端くれなら、今はどう考えても 「買い」 ではないだろ!』
的なアイビームを出している。 
 
うー。シルバーは保留。他のシルバー屋の開店待ちだ。期待薄だが・・・。 
次行ってみよ。次。
 
おお。これはなかなか良いぞよ。
 
スカーフ
 
買いましょう。
 
店主が石垣島の友人Y氏にそっくりで笑えた。

店主1 
 
よっしゃこの調子で行こう。
 
でも腹減ったので、嫁が下調べしてくれていた “カーオマンガイ” (タイ風蒸し鶏ご飯みたいなヤツ。海南鶏飯?)の店へ。
 
「キヤット・オーチャー」という店。地元でもかなりの人気店らしい。
とにかく店自体が開いてて良かった!
 
ココ↓

キアット・オーチャー
 
早速注文。・・・すぐ来ました。
 
コレだ。
 
カーオマンガーイ
 
ヤヤッ!血の塊までのっている。いただきます。 
そしてさりげなくビアも飲む。アローイ。 
 
大盛況&店員の親切なお店でした。ご馳走様でした。

教訓:流行っているお店には「理由」がある。 
 
個人的には “カーオマンガイ” と言えば、
バンコクの両替屋の近くで運河のそばのナントカという店も忘れ難き。
店員がピンク色のシャツのとこ。 
 
・・・さあ。午後もガンバロウ。
 
でも実際、今日も開店している店は少ない。
ソンクラーンが「3回目の正月」と言われているのが納得できる。
 
いや!今日出来ることをやる!ガッツで乗り切る!
 
途中、籐製品を扱う店でギフト包装用の小さい籠を買う。
 
 店主2
 
「ねえ。あの籠たくさん買うからもうちょっと品揃えしてね」
 
 
そして夜。
 
夜
 
ナイトバザール等を中心にブラブラ下見&仕入れ。
 
パクリ品、ガラクタの山をすり抜けつつ、数アイテム購入。
 
店主3
 
「おいくら万円かしら?」 
 
余談ではありますが・・・。
最近このナイトバザール・マーケットも屋内のテナントブースの「空き」がどんどん目立つようになったし、観光客の客層も数年前のような中・韓の「団体客」も見かけなくなった。
 
つまり流行っていないのか?いや、団体客がいない方がこちとら好きなのだけど、当てにしてる連中もいる訳で・・・。町の反対側にあるオシャレ系ナイトバザール(ニマンヘミン通りとか)に流れて行っとるのか。 
 
などとチェンマイの経済を考えているフリなどしつつ晩飯。
 
日本人
 
食べる前に飲む。食べた後も飲む。 
そして「経済」の事はすっかり忘れゴキゲンに。
 

・・・帰ろう宿に。

ご馳走様でした。

スタッフ1.2
 
「絶対双子でしょ?それとも姉妹?」

前に聞いたけど、忘れちゃった。・・・確か他人同士。
 
また来ますね 。 

 
んん?ちょっとホロ酔いなのか?

 
もしかしてボクは酔っているのか? 

 
字がゆがんで見えていまーす。あはは。
 

看板

あはは。
 
 
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