Election Law

皆様の、熱き、清き、一票を。
 
という訳で。本日は石垣市長選挙の投票日。
 
5期目に挑む現職の大浜長照(ながてる)氏に対し
42歳の新人、中山義隆(よしたか)氏が挑む一騎打ち。 
長期政権VS政権交代というどこかで聞いた様な構図。
 
面白いのは、共に無所属ながら
大浜氏を推す民主党などの革新系、中山氏を推す自民党などの保守系という
「どこかで聞いた様な構図」とは全く逆の構図。
 
ど田舎の、しかも離島の市長選挙なぞ興味ないわい!
と思われるでしょうが・・・。
 
石垣市は日本最南端&最西端の「市」で。つまり国境の街。
すぐそこのボーダーをまたげば、異国なの。那覇より異国の方が、近いの。
よって。色んな意味で重要な選挙&市政なのですよ。
 
現在15:00。
つまり、まだ「選挙期間中」ですから、この話題はこの辺でおしまい。
お2人の写真も遠慮しときます。 
個人のたわいも無いウェブログなんぞに影響される訳ナイケド。
Election Law というヤツに触れぬよう・・・。
 
さて。勝利の美酒に酔うのはどちらか? 
昨夜、両陣営とも既に大勢酔ってたけどね。

 
・・・うーむ。「字」ばっかり。
写真が無いと何となく締まらないので、
ここで、強引に、個人的な「選挙とお酒」にまつわる話を1つ・・・。
 
ここ数年、この時期には、「仕入れ」と称してタイ国に行っておりました。
名目上「仕事」なのですが、アホみたいに暑いので飲むモノは飲む!
食べる前に飲む! ハハ。仕入れ風旅行。
 
さて。ある年の事。
晩飯を食いに入ったバンコクのとあるお店で、「お酒はお出し出来ません!」
と言われた。「は?」・・・だってメニューに書いてあるでないの。
もしや、高校生くらいに見えるのか?ワタシ。・・・あり得ん。
 
ウェイター君曰く「選挙期間中ですので・・・」だって。
 
ココで飲めんのなら店を変えよう!
そうだ。外から眺めて、明らかに、飲んでそうな店に入るぞ!妻よ!
そして。
 
ガイドブックに真っ先に載っているような、ベタな、外国人だらけの
どうせ高いに決まってるタイフード屋に入った。何故なら、飲みたくて。
恐る恐る「ビ、ビ、ビール。象のマークのヤツ。お、おくれ。」って言ったら 

・・・出て来た。ビール。象のマークの「Beer Chang」。やった!

ビア チャン
ビア チャン

この時はまだあまり深刻に考えてなかった。

スーパーの貼紙。外国人にも売ってくれない。
スーパーの貼紙。外国人にも売ってくれない。

その後。レストラン、定食屋、スーパー、コンビニ、路地の商店。
うう酒が手に入らん。
コッソリ出してくれる「例外店」もあるのだが、広いバンコク。中々見つからぬ!
 
それならば。気を取り直して大好きな街チェンマイへ。「北方の薔薇」チェンマイよ。待っておれ。酒の飲めぬバンコクよさらば。このメガポリスめ!
  
って思った行ってみたら。
北部の町チェンマイではまた別の選挙が始まってた。
 
でも、外国人観光客の多いチェンマイでは「ビールおくれ」と言うと
しばらくして、大型急須?みたいのにビールを入れて出してくれた。
(全部の店がそうではありません。やはり少数派。)
 
警察官も中身は知ってるけど、コレだと許してくれるみたい。 
店員がニヤニヤしながらこの大型急須?を運んできます
店員がニヤニヤしながらこの大型急須?を運んできます

バンコクでも「パッポン」あたりでこのスタイルの店に偶然入ったけど、
いかんせん宿から遠かった。
 
こんな親切な店では会計の時にこう言おう。
「美味しいお茶をありがとう」・・・意外と受ける。 
 
それにしても、とりわけ西洋人観光客の多いチェンマイで
彼らが、大型急須から湯呑み茶碗にビールを注いで飲んでいる姿は
想像してみたまえ。諸君。異様。滑稽。 
でも、セブンイレブンなどは、やはり真面目に、売ってくれナイ。 
 
・・・長くなっちゃった。そしてまたおかしな方向へ行っちゃった。
 
 
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マンゴー開花

2010-02-23-a

最近島のあちこちでマンゴーの花が咲いている。
毎年この時期にこんなに咲いてたっけ?
一度気にするとこれでもかと目に入りだすから不思議だ。

テンの散歩コースにあるマンゴー畑のハウスには
蜂だと思われる虫がいっぱい放されていた。
授粉させているみたいだ。

2010-02-23-b

また今年もおいしいマンゴーが食べられますように。
がんばれ~

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アケマシテ

オメデトウゴザイマス。

という訳で。本日は旧暦の元旦です。
今年に入ってあまりパッとしない貴方!
都合よく旧暦にシフトして、あらためて本年の目標などをたてましょう。

こちらでは未だ「旧暦」が幅を利かせており、年間行事の多くは旧暦に合わせて行われます。お盆だってお月見だって旧暦です。
実際、旧暦の記載されてないカレンダーなどは相手にされません。

旧暦以外に、島の暮らしには潮位表も必須です
旧暦以外に、島の暮らしには潮位表も必須です

旧暦は便利です。

元々、自然現象から作られた暦ですから、「違和感」が少ない!
例えば七夕なんかは、旧暦の7月7日でないと意味が無い。新暦に沿って行うと、月が明るくて星が見えなかったりする年がある訳で。

気候なんかも旧暦を参考にすると過ごし易いぞ!
・・・paipaiは「旧暦」を推奨します。

※旧暦は現在の新暦に対し11日短いので、3年に一度「閏月」のある年、沖縄で言うところの「ユンヂチ」があって、この年は1年が13ヶ月。
例えば去年は5月が2回ありました。

・・・しかしながら。この石垣島でも「正月」に限っては、漁師町や台湾出身者が多い地域を除けば、概ね「新暦」にシフトしたようですが。

そういえば、今日はアノ日でもありますな。
聖バレンタインデー。あまり艶っぽい記憶がございませんが・・・。

東京で1人暮らししてた頃、この日に合わせて実家からよく小包が届きました。

差出人は母親で、
中身は大抵、うどんか蕎麦、えび満月(知ってる?)、日本酒といったところでした。
そして便箋が同封してあって、毎年決まってこう書いてありました。

「・・・バレタインデーに食べて下さい。母より。」

毎年なのでわざとか?
と思いつつ小包の中身を全部出すと、ダンボール箱の底の方に小さなタッパーが入ってて、開けて見ると。

刻んだネギ。

これがワタシのバレタインいやバレンタインデーの思い出。

★豆知識:もうすぐあの世の正月(十六日祭)もやって来るぞ!旧暦1月16日

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ここ数日の石垣島。

昨日まで晴天続きだった石垣島。
春すっとばして夏日!!!26℃とか27℃とか。

泳いできたと言っていたお客さんもいました。
お客さんから「やっぱこっちはちがうわね~。」と言われた時に
あえて訂正するのも野暮ですが

こんなのはめずらしくて超ラッキーなんですよー!
この時期はこちらもけっこう冷え込んだりしますー!

また今日からくずれて、しとしと雨の寒い石垣島です。
フリース着て靴下履いてます。

数日前。。
2010-02-12-a

アーサ採りに行きました。
2010-02-12-b

キモチいぃーー
2010-02-12-c

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新商品

またまた「ハンドメイドシリーズ」の新商品をご紹介!

Paipaiオリジナル「ハンドメイドキャップ/ハット」です。

パチパチ!

type:ベーカリー
type:ベーカリー
type:ベーカリー
type:ベーカリー
type:キャスケット
type:キャスケット
type:ワーカー
type:ワーカー
type:ジョッキー
type:ジョッキー

まだまだ色んな「type」や柄が増えて行きますよー!

ティーダ(太陽)から発せられる強烈な日差し&紫外線。
ここ南国八重山では、帽子はまさに必需品。

ご来店お待ちしてます。

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イカレタ噂。

 

その噂では。
去る1月27日、かの J.D.Salinger が亡くなったらしい。 

ジェローム・デイビッド・サリンジャー
ジェローム・デイビッド・サリンジャー
 
そう。言わずと知れた
「The catcher in the rye/ライ麦畑でつかまえて」の著者。
 
違うな
古い世代は「ライ麦畑でつかまえて:野崎孝 訳」で、
新しい世代にとっては「キャッチャー・イン・ザ・ライ:村上春樹 訳」なんだろな。
(当然、わたし前者。古い世代。村上訳版はまだ読んでません。)
古い世代のヤツ。野崎孝 訳。
古い世代のヤツ。野崎孝 訳。
 
1951年に書かれたこのイカレタ作品は、既に全世界で6000万部以上売れた。
今でもこの有害図書は年に50万部以上売れている。らしい。 
そんだけイカレタ奴らが世界中にいて、しかも、まだまだ増えてる。という事だ。 
 
自分が初めて読んだのは、中学3年だったかの。
今でも年に2度くらいは読みたくなって
特に、寒い夜には何故か読みたく(イカレタく)なったりして。 
 
別に、失われつつある反骨心を取り戻すぜ!
とか
俺は、己は、わたくしは、未だ反体制を貫くのだ!
 
といったパンキッシュな類の話では決してなくて。 
 
つまり。要するに。
この物語の主人公ホールデン・コールフィールド式に言うならば・・・
 
 
 
『・・・ケツのもげそうなくらい寒い日の夜には
 
誰だってそう思うものなんだ
 
別に、僕の好きな本がどうだとか
 
チャチな青春時代がどんなだったのかとか
 
そういうことを言ってんじゃないんだ
 
いいかい坊や
 
僕は何も、推薦図書の紹介とか何とかを
 
やらかそうとしているんじゃないんだからな 
 
つまり僕が言いたいのは
 
先月の終わりにJ.D.の奴が亡くなったって事なんだ
 
奴さん、1000年程前に、イカレタ世の中からおっぽり出されちまった
 
正確には、J.D.の方からオサラバしちまったんだけどな
 
おかげで長い間、隠遁生活を送るハメになっちまったけど
 
決して、下衆な人間ではないんだな
 
事実いい人なんだよ
 
それに、100万もの汚い言葉で書かれたあの物語は
 
まさに、「見もの」なんだな 
 
先月くたばっちまったけど
 
奴さん91歳だったっていうんだから
 
全く、たいしたもんさ・・・』
 
 
といったところでしょうか。 

こんな本もあるよ
サリンジャーをつかまえたいなら、こんな本もあるよ
 
 
でも、この話題はあくまで「イカレタ噂」に過ぎない。
 
・・・奴さん、きっと今もどこかで生きてる。
 
 
 
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