中年日記2011(追憶の仕入れ旅行) vol.3

久々の中年日記。
5/12の続き。(遅っ)
 
ややっ。嫁にブログ割り込まれている! 
でも。こう間延びすると、いかにも「追憶」っぽくていいな。言い訳。 
 
 
えー。 
場所はタイ北部・チェンマイ。日付は4/16からですよ皆さん。 
現地時間の午前9:00頃から振り返っていきましょう。 
 
・・・昨日、街で散々水を掛けられたので、洗濯屋に衣類を出す。
30バーツ/kgナリ。 
 
10:00頃から外出。今日は仕事するよ。
なんせ、ソンクラーン イズ オーヴァーだもんで。
 
まず。昨日のバカ騒ぎの現場は・・・
 
ターペー門付近
 
おおー。平和が訪れているではないか。
 
パックス ターペー門。
 
 
よっしゃ。俄然やる気が出たところで、まずシルバー屋を訪ねましょう。
 
ご存知の方も多いかとは存じますが 
タイ北部でシルバーと言えば、「カレンシルバー」。

タイからミャンマーにかけて居住する山岳民族「カレン族」によって生み出されます。彼らの世界観である「アミニズム」が基本コンセプト。
 
八百万(やおろず)の神々を信仰してきた人種が好むのも納得です。
 
カレン族の一部は、女性が首に真鍮かなんか巻きつけて首を長くする
いわゆる「首長族」としても知られております。
 
カレン族もっと知りたい方はコチラ 
 
で。タイ北部最大の町チェンマイはカレンシルバーの一大集積地。
シルバー屋も多数あるのです。・・・早速突撃。 
 
ああ!

シルバーショップ
 
まだ休んでる。(ソンクラーン休暇) 
・・・他のシルバー屋もほぼ休みでした。徒労。開いてのは1軒だけ。
 
その開いてた1軒で、試しに「卸値」を聞いてみて愕然。
なんと2年前の倍以上ではないか!

店主曰く「信じられないレートだろ?自分でもびっくりだよ!でもこの先もしばらく上がるぞ!」って。 
あー。やる気なくした。資金力に乏しい我々にとってこれは死活問題。
 
その上、このシルバー屋の店主も暗に
『お宅らもバイヤーの端くれなら、今はどう考えても 「買い」 ではないだろ!』
的なアイビームを出している。 
 
うー。シルバーは保留。他のシルバー屋の開店待ちだ。期待薄だが・・・。 
次行ってみよ。次。
 
おお。これはなかなか良いぞよ。
 
スカーフ
 
買いましょう。
 
店主が石垣島の友人Y氏にそっくりで笑えた。

店主1 
 
よっしゃこの調子で行こう。
 
でも腹減ったので、嫁が下調べしてくれていた “カーオマンガイ” (タイ風蒸し鶏ご飯みたいなヤツ。海南鶏飯?)の店へ。
 
「キヤット・オーチャー」という店。地元でもかなりの人気店らしい。
とにかく店自体が開いてて良かった!
 
ココ↓

キアット・オーチャー
 
早速注文。・・・すぐ来ました。
 
コレだ。
 
カーオマンガーイ
 
ヤヤッ!血の塊までのっている。いただきます。 
そしてさりげなくビアも飲む。アローイ。 
 
大盛況&店員の親切なお店でした。ご馳走様でした。

教訓:流行っているお店には「理由」がある。 
 
個人的には “カーオマンガイ” と言えば、
バンコクの両替屋の近くで運河のそばのナントカという店も忘れ難き。
店員がピンク色のシャツのとこ。 
 
・・・さあ。午後もガンバロウ。
 
でも実際、今日も開店している店は少ない。
ソンクラーンが「3回目の正月」と言われているのが納得できる。
 
いや!今日出来ることをやる!ガッツで乗り切る!
 
途中、籐製品を扱う店でギフト包装用の小さい籠を買う。
 
 店主2
 
「ねえ。あの籠たくさん買うからもうちょっと品揃えしてね」
 
 
そして夜。
 
夜
 
ナイトバザール等を中心にブラブラ下見&仕入れ。
 
パクリ品、ガラクタの山をすり抜けつつ、数アイテム購入。
 
店主3
 
「おいくら万円かしら?」 
 
余談ではありますが・・・。
最近このナイトバザール・マーケットも屋内のテナントブースの「空き」がどんどん目立つようになったし、観光客の客層も数年前のような中・韓の「団体客」も見かけなくなった。
 
つまり流行っていないのか?いや、団体客がいない方がこちとら好きなのだけど、当てにしてる連中もいる訳で・・・。町の反対側にあるオシャレ系ナイトバザール(ニマンヘミン通りとか)に流れて行っとるのか。 
 
などとチェンマイの経済を考えているフリなどしつつ晩飯。
 
日本人
 
食べる前に飲む。食べた後も飲む。 
そして「経済」の事はすっかり忘れゴキゲンに。
 

・・・帰ろう宿に。

ご馳走様でした。

スタッフ1.2
 
「絶対双子でしょ?それとも姉妹?」

前に聞いたけど、忘れちゃった。・・・確か他人同士。
 
また来ますね 。 

 
んん?ちょっとホロ酔いなのか?

 
もしかしてボクは酔っているのか? 

 
字がゆがんで見えていまーす。あはは。
 

看板

あはは。
 
 
→paipaiウェブサイトトップへ

中年日記2011(追憶の仕入れ旅行) vol.2

5/9の日記の続き。 
 
そう。チェンマイに朝早く着いて(にもかかわらず)、ビールを飲んで寝たよ。  
12:00前に起床。さあ。出発だ。  
 
・・・その前にここで重要な情報を。
 
タイはこの時期、ソンクラーンという行事が実に盛大に行われており
 
この「ソンクラーン」を簡単に現代風に言えば「水掛けまつり」です。 
元々タイの「旧正月」にあたり神聖な行事なのですが・・・ 
今では観光客が「水掛け」目的で大勢押し寄せます。特に西洋の方。
 
そして・・・「ソンクラーンを体験するなら絶対に本場チェンマイへ!」 
みたいに紹介してるガイドブックも結構あるようで・・・。 
「本場」らしいです。このチェンマイは。
 
もちろん我々だって、この時期が「ソンクラーン」なのは事前に知ってました。 
でも本日、つまり到着日(4/15)が盛大な3日間(13~15日)の最終日で 
いい加減みんな「水掛け」に飽きてるだろうとタカをくくってました。 
 
なんせこの時期にタイに来るのは初めてなので・・・。 
だったら一回くらいはその「ソンクラーン」とやらを見てみようじゃないか! 
軽く参加してやってもいいぞい!などとも思っておりました。 
 
・・・しかも。先程乗ったエアポートタクシーの運ちゃんが 
「昼からターペー門付近で『ソンクラーン』のパレードあるから行った方がいいよ」 
とか言ってたので。ならば「見学」に行こうではないか! 
 
で。向かったはいいケド。 
徒歩5分の「ターペー門」に着くまでに既にズブ濡れ。
 
見ず知らずの御仁が撃ってくるのだ。巨大水鉄砲で。断りもなく。 
 
武士道に反するぞ。「やあやあ。我こそは日本国・琉球の民なるぞ・・・。」 
とか言えよ。いや言わせろよ。 
 
で。たどり着いたのがチェンマイの中心地「ターペー門 / Tha Phae Gate 」。 
 
あー。バカ騒ぎ真っ最中。

油断すると水鉄砲で撃ってくるぞ!
油断すると水鉄砲で撃ってくるぞ!

えー。こっそり撮影しないと撃たれる。 

機動部隊。またつまらぬものを撃ってしまった。
機動力部隊。「また、つまらぬものを撃ってしまった・・・」

まあ完全に大騒ぎ。悪ノリ。

さらに詳しく見たい方は →「ソンクラーン動画」はコチラ

ああーもうパンツなどまで浸水したので、着替えてメシ食いたいわい!

で。蜂蜜屋を訪ねたり

チェンマイは蜂蜜の産地でもあります。
チェンマイは蜂蜜の産地でもあります。

メシを食べたり・・・ 

定番。センレック・ナーム。まあウドンとかか?
定番。センヤーイ・ナーム。まあウドンみたいな?

メシ食って。また飲んで。いい気分。
 
でも。付近ではまだ続いている。「ソンクラーン」が。
オカマの方とかも交じって盛大に!
オカマの方とかも交じって盛大に!

町じゅうかっ! 

基地。
基地。

みんな本気か? 
 
で。町中お祭り感が半端ではなく。 
 
肝心の仕入先が休んでいる。ウウッ!
やっぱり休日なのね
やっぱり休日なのね
 
前に来たときの常識も結構通用しない。 
 
中国人系の「旧正月」は結構お店開いていたのに。嗚呼。 
こちとら仕入に来たのに何も買えず。 
 
チェンマイの夜は更けて・・・
ナイトバザール近くの飲食店。
ナイトバザール近くの飲食店。

 
ああ。明日からちゃんと仕事せねば・・・。
 
とういか。明日もお店開かんかったらどうしよ。 
 
 
→paipaiウェブサイトトップへ

中年日記2011(追憶の仕入れ旅行) vol.1

有限実行!
 
いや。有言実行!
 
という訳で。
少し前に宣言した通りタイの「仕入れ日記」みたいなのを書きます。
 
でも。いっぺんに書くと疲れるので、勝手に数回に分けます。
連載っちゅうヤツだな。ムム!
 
 
・・・確か、バンコクの空港に早朝に着いたとこまでは書いたので  
今回はその後の様子を学習していきましょう。 
 
ちなみにバンコクのスワンナプーム空港はターミナルビルが馬鹿デカくて 
完成当時は世界最大だったハズ。今は知らないケド。 
デカくても使い勝手が良いならいいけど、なんか無駄に広いので嫌い。 
 
その上、深夜でも価格の手ごろな便が数多く到着するので 
正規の出迎え以外にもアヤシイ人やセコイ商法の人達でごった返して 

「デカイ。イツデモウルサイ」というのがこの空港の勝手な印象でした。

到着ロビー。深夜1時頃でもこんな感じ。
到着ロビー。これは夕方の絵だが深夜まで続く。
 
しかしながら、今回は早朝4時20分着だったので、ああ静か。静けさや~。 
 
ついでに、起きてなきゃいけない人も結構寝てる。
大手銀行の両替所。ちゃんと営業中。
大手銀行の両替所。ちゃんと営業中。
 
生体反応はバッチリ消えてるけど
 
自社の監視カメラには毎日バッチリ映ってるだろ・・・。 
 
気を取り直して。
今回は、バンコクには滞在しないでこのままチェンマイまで行ってしまいます。
関空→バンコク→チェンマイ。ストップオーバーなし。
関空→バンコク→チェンマイ。ストップオーバーなし。
 
そして。「北方の薔薇」ことチェンマイに4/15の午前7時20分到着。
 
エアポートタクシー(120バーツ)で市内まで。何度かお世話になっている宿へ。
仕入目的の立地条件良し
仕入目的なら立地条件はかなり良い
 
決してこぎれいな訳でもありませんが、ナイトバザール徒歩5分。
ツイン、エアコンなし(扇風機のみ)450バーツ/1泊
 
部屋も割と広く、「弱小お土産雑貨店の仕入部屋」としては上等。 
と思っている。・・・宿名はあえて伏せておきます。 
 
で、午前8時30分頃チェックインして、ビールで乾杯して。
 
昼過ぎから活動開始を誓って・・・眠いのでとりあえず朝寝。
鋭気を養うべく・・・。病み上がりで、ただ単に眠い。
鋭気を養うべく・・・。病み上がりで、ただ単に眠い。
 
よし。今日の「中年日記2011」はここまでにしよう。
 
なぜなら。眠いから。
 
 
4/15の後編は後日!「・・・ええ!そんな事が!」 
 
※今回、1バーツは2.8円くらいでした。 
 
 
→paipaiウェブサイトトップへ

びらき

緊急告知。
 
〇〇びらき。  
海開き。山開き。鏡開き。鯵の開き。そして「Tシャツ開き」 
 
という訳で。
「八重山のTシャツびらき2011」が離島ターミナルにて開催されております。
南西Tシャツ倶楽部が主催しとります。
 
2011-05-05 

今回は準備不足等いろいろありましたが 
記念すべき第1回目の「Tシャツびらき」が何とか開催できヨカッタ!  
もちろん第2回、3回とやりますよ。

当方、paipaiも出展しました。

2011-05-05b
 
離島ターミナルの結構目立つところで開催中!
 
~5/8日まで。急げ! 
 
行ってみるべし。行かないなんてどーかしてるぜっ!
 
 
→paipaiウェブサイトトップへ

今回タイで初めて食べてみた

mango rice
mango rice

 マンゴーは大好きだし、もち米も好きだけど、
ずっと見て見ぬふりをしてきたのがこれ~。
 

ごはんに甘いのって子供の頃からなんか抵抗があって。
しかしタイでは超人気スイーツっぽい。

ある日フードコートでヨーロピアンな家族が
一皿のマンゴーライスを奪い合うように食べていたのを目撃。
極度の疲れで甘いものが欲しかったのかもしれない。
 
食べてみた。

ん~想像通り?ココナッツミルクがかかったマンゴーとご飯!
でも意味は解った気がする!なんとなくまた食べたくなった。

→paipaiウェブサイトトップへ

〇〇済です。

わーい。 
 
 
めでたく先日開店(移転)済み。
 
3/1入居(入店?)で3/8オープン。という、らしくない早業。

こんな感じ
こんな感じ
  
突貫工事のお手伝いをしてくれたI氏、S氏ありがとう。

世界の車窓。いや別の角度から。
世界の車窓から。いや別の角度から。
 
開店日時を正確にはお知らせしなかったにも関わらず
 
お花をくれた皆様。ありがとうございます。

夜。
夜。
 
そして。まだ来てない方。 
 
来てね。  
 
お待ちしております。
 
 
ちなみに場所は、ユーグレナモールそば、ゆいロード沿いです。 
住所:〒907−0023石垣市大川281石川ビル1F東。 
 
 
→paipaiウェブサイトトップへ

ご無沙汰しております

 
ダンナの方であります。久々であります。  
昨年末にパソコンが逝ってしまって以来 
 
「大体、昔はパソコンなんてなかった!原点に回帰すべきだ!」
 
とか
 
「元々マイコンとか呼ばれてたくせに!このマイコン!」
 
とか
 
「携帯電話がなかった頃は、待ち合わせが大変だったなあ」
 
とか
 
「母親がポケベルにメッセージを声で残そうと必死だったなあ
・・・『オーイかあさんです!聞こえますかぁぁ!』」 
 
といった全く関連のない事例も含め 
アナログ方向への思考・回顧となって、スネてました。 
 
ならば、もうウェブログなぞ書くまい!
俺は筆を折るっ!いや、マウス・キーボードをたたき割る! 
 
 
 

 
あ。
でも新しいパソコンを買ってもらったので、やっぱりまた書きます。
 
壊れたパソコンからデータを救出したり、以前と同じように設定したりと
色々手間取っておりましたが、この度めでたく、ほぼ元通りとなりました。  
 
そこで本来は元旦に掲載予定だった年賀状を貼っておきます。

本年もよろしくお願いいたします。遅っ!
本年もよろしくお願いいたします。遅っ!
 
 
千葉ロッテの優勝パレードとか色々ネタはあったのに・・・。うう。
 
そこで、次回、なななんと重大発表!
 
 
→paipaiウェブサイトトップへ

夏の思い出

「か〇るちゃんとアクセサリーつくり」
「か〇るちゃんとアクセサリーつくり」

姪っ子が描いてくれました。
きっと私は向かって左、いや絶対左。。

今年の夏、姉と姪っ子二人、そしておばぁちゃん(母)が
石垣に集合!
狭い我が家は女だらけの大運動会?状態でした。
(テンもメス♀だし、肩身のせまいダンナ♂)
でもこんなことはめったにないので楽しかった。
帰ったら美味しいご飯もあるし~。。

この絵なんと美術展で銀賞なるものを受賞したそう!
やったね~コト〇!!

お客さんが少なくて心が折れそうな時はこの絵を見て
アクセサリーづくりがんばるよ。
また遊びに来たときにはまた新しい思い出作ろうね~。

→paipaiウェブサイトトップへ

路上

路上 / On The Road 
 
 
と言えば
ビートニクな方々。やはりコレでしょうか?

ビートジェネレーションの「バイブル」
ビートジェネレーションの「バイブル」
 
ジャック・ケルアック著の有名なやつ。
 
昔、誰かに
「若者が必ず読まなければならない幾つかの本の1つ」 
とか適当なコト言われて自分も読んだ。

ビートニクじゃないけど、ともかく全部読んだ。 
 
で。反論を恐れず告白すれば
(翻訳に馴染めず)さほどピンと来なかったので
実はその後あんまり読んでない。 

・・・自分は、ビートニクスでなかった。
 
 
そういえば。 
今は新訳版もあってタイトルも「路上/On The Road」ではなく
【 On the Road / オン・ザ・ロード 青山南 訳 】なんだそうな。
 
しかもハードカヴァーで、値段も高い。
まあいいけど。
 
 
で、本日はココからが本題。 
 
八重山における「 路上 / On The Road 」はコレです。

ただ今急増中!
ただ今急増中!
 
そう「 路上寝込み / 寝込み on The Road 」

つまり、お酒を飲んで酔っ払って、
家に帰るまでのどこかで寝てしまうアウトドア派。
 
夏なんかは、朝、車のボンネットでオッサンが寝ている
なんてのは日常的によくある光景。 
 
地元FM局「石垣サンサンラジオ」では
【昨日の路上寝込み】なるコーナーまであり、件数・内容をほぼ毎日発表する。
 
こんな感じ・・・
「昨日の路上寝込み件数は3件。
午前1時30分頃、字大川の路上、40代男性・・・」 
  
それにしても、新聞記事中の今年の7月72件て、スゴイね。
毎晩2人以上のオッサンが狭い市街地のどこかで・・・

しかもこの数字は補導された件数だろうから
実際に寝込んでいるオッサンの数は何倍もいるはず

ハッ。ちょっとまてよ。
ここまで書いて気づいてのだけれども

この「路上寝込み」こそ
目の前にある刹那的な快楽の追及であり、抑圧された精神の自由・開放であり・・・

これぞ正しく「ビートジェネレーション」そのものではないか!

多分違うな。 
 
→paipaiウェブサイトトップへ