少年の心

多くの男性諸氏は

いつまでも自分が若いと信じており
事実、見た目は結構なオッサンが

「オレハ永遠ノ18歳」などという言葉を発することもある。

むろん自分もそうである。
ただし出鱈目だった18歳の頃に戻るのは嫌だし、恥ずかしい。

また。多くの女性も「若さ」を求めて努力なさる。

前置きが長くなりましたが・・・
この方などは実際に今でも少年の様な感じです。

オジィ

やがて80歳の御仁ですが、オジィと呼ぶのが失礼なほど若い。
今でも元気にバリバリ泳ぎます。

「スノーケル」が苦手で、マスク(水中メガネ)のみで泳ぐので
息継ぎの度に顔を上げるのだけど

遠くから見ると溺れているように見えたりして・・・

食欲も凄く、すぐ「お腹すいた」「何か噛ませろ(食わせろ)」と言う。
ヘビースモーカーでもあり今でもハイライトを愛飲。

・・・静かだなと思ってたら船の上で勝手に寝てたりする。

オジィ2

ただし。

オジィの名誉のために付け加えるなら
この方は本当に「働き者」であります。

そして、このオジィを見てると

「少年の心を忘れない」などと無理やり意識せずとも
無意識のうちに「少年」の様であってしまうのだと

そう感じます。

そう言えば。
この前、車でオジィの家まで送ってあげたら、途中

「この車、スピード何キロ出るか?100キロでるか。ちょっと出してみれ」

と言ってきた。

別れ際、「今度、この車でドライブ行こうな!」と誘ってきた。

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海の藻屑

ハイサイ。 
 
世の中が激しい勢いで動いております。 
 
時が流れております。 
 
ワタクシも流されております。世間や、潮流に。 
 
ボヤボヤしてたら、1月が終わる今日この頃。
皆様いかがお過ごしですか? 
 
ワタシは1月なのに、たまに海で泳いでおります。
海人の方の手伝いなどに出かけたりしております。

出漁。
おりゃー!出漁じゃー! 
 
石垣島の冬は決して天気がよろしくなく
雨や風の強い日が多い。晴れても風の強い日が多い。  

この時期の海はさすがに寒い。(・・・水温は20℃位あるけど)
 
 
よっしゃー。労働者諸君!飛び込めーっ!
素潜りやれー!
 
停泊中
 
・・・穏やかそうに見えるけども、ポイントによっては結構流れがあって。

 
流されている。嗚呼。
 
ワタシは流されている。今。潮流に。世の中に。嗚呼。
 
しかも。ワタシのウェット(スーツ)薄くて寒い。うう。 
 
おお。船が遠くになっていく。嗚呼。 
 
ならば歌おう。
流されてなるものか。海の藻屑となる前に!
 
♪ 肝心 良持つぁばどぅ 世間や渡らり  でんさー
(~心を美しく持つからこそ、世の中を渡って行けるのです。 デンサー節より)
 
心に染むね。八重山民謡。
 
 
でも。口にスノーケルを咥えているので
周りには変な音が聞こえるハズ。 

ア゛ーア゛ー とか ウ゛ーウ゛ーとか。
 
まあいいか。
 
 
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日本ノ夜明ケ

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

年賀状
石垣島へご来島の皆様。
ぜひ一度お立ち寄り下さい。お待ちしております。

1/1。今年は珍しく「初日の出」を見に行った。

眠いがともかく行った。

寒いが、着膨れしてともかく出かけた。

曇りの予報だが行った。

見れた。

夜明け
夜明け。

そして。
日の出
出たっ!

オオ。日本ノ夜明ケゼヨ。

運良く見れたのでなんかいい事ありそうな気がする。
と思い込む。

八重山諸島は日本最西端のエリアなので
日本一遅い夜明け&日の出でもあります。

1/2。富崎観音堂へ初詣に行った。

混んでた。

観音堂
結構な人の数。コンクリートジャングル。

いいや。コンクリートはないので

つまりジャングルに人々。

たまには忍耐力も磨かんとならんので行列に並ぼうではないか。

・・・今年一年良い年でありますように!

頑張ろ。

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ヤオロズノ神々

 
今年も残すところ2日となりまして。
サヨナラ2012。グッバイ平成14年。(←24年では?というご指摘頂きました!)
 
で。一年間頑張ってくれた道具たちにも感謝せねば。
 
日本には八百万の神がおはすからな。 
 
みな有難う。
 
刷子さん
スクリーン印刷のお手製プリント台「刷子さん2号」とスキージさんたち
 
有難う。 
 
照子さん
スクリーン印刷のお手製露光機「照子さん2号」
 
有難う。 
 
工具さん
アクセサリーの工具さんたち。
 
やっぱKEIBA印はジョートー!
 
有難う。 
 
針子さん
嫁の愛機「ジャノメ」さん。
 
来年も期待しとるよ。
 
有難う。 
 
フォーダムさん
ルーターの「フォーダム」さん
 
いよ!シンプル&タフ!
 
有難う。 
 
その他のみなも有難う。
 
日本には八百万の神がおはすからな。
 
万物に魂が宿っておるのだ。
 
 
・・・話は少し変わるけど。 
 
先日、家に帰ったとき
自分一人だったんだけど何やら気配を感じた。
 
変だ。犬は外で寝てるし。
・・・しかし、一体何だろうこの「江戸川乱歩」のような胸騒ぎは
 

 
 
 
見られていた。
 
シンクの中から見られていた。
 
 
 
 
 
きゃー。
 
神
 
 
 
・・・日本には八百万の神がおはすからな。
 
 
 
 
それでは皆様良いお年を。
(多分今年はもう更新しない)
 
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結構、ときめく。

 
 
20121212日。
 
本日は、語呂がいいので更新しよう。よし。

 
朝、近くの牛が鳴いていた。電柱に工事のオヤジがよじ登っていた。
 
そのようないつもの朝。 犬の散歩をしてたら
 
「事実上のロケット」が僕らの上を飛んでった。(ようだ) 
 
 
あっという間の12月。
 
大掃除などもせねばならぬと気ばかり焦るのですが
いつもスロースタート。
 
そのくせ、やり出すとやらなくていい所までやってしまって 
遅々として。進まぬ。 
 
大体、モノが捨てられない性分であって
「いつか来る出番」の為にとり敢えずとっておく。 

「ときめかない」モノは捨てましょう!と言われても 
 
結構、みんな、ときめく

 
・・・しかしまあ。古いものを大切にするのは良いことであります。 
 
そう言えばこの前、嫁が店のポップを書くのにこんなのを使ってた。
 
クレパス
結構古いけど現役。
 
クレヨン
 
「○×まり」と名前が書いてあって
嫁のではなく、嫁の姉の小学校の時のクレヨン。
 
そこのアナタ!「プラスティック コンテナー」ですよ。
「32 ディファレント ブリリアント カラー」ですよ。

 
・・・これも、結構、ときめく。  
 
 
まあ自分たちの世代は
大量消費型社会の恩恵を大いに受けて育った訳でありまして
真っ向から否定はしませんが。

 
・・・・やっぱり「良いモノを長く使う」のが良いね。うん。

 
 
 
 
 
 
 
あ!そうだ、ダイソー行かなくちゃ!
 
では。
 
 
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殺し文句

 
殺し文句。コロシモンク。  
  
漢字だと怖いね。何名か行方不明になりそうだね。 
 
まあまあ落ち着いて・・・
えー先日、私用で那覇に行きまして
 
石垣空港
(↑この風景もそろそろ見納めですな・・・)
 
2日目の朝、ベリー リーズナブルなホテルのロビーで
新聞など読み読みして、くつろいで居りましたところ 
 
「ワー。きゃー。バブー。○△×□。うー。キィー。」などと奇声を発する
小さなお子様をお連れの若い女性グループが隣りにいらっしゃって
 
どうやらレンタカー屋のニイニイを待ってらっしゃるご様子 
 
しばらくすると無事にレンタカー屋のニイニイが登場して
利用規約やら貸渡約款などをつらつと説明しておるなあ・・・
 
と、特に気にもならなかったのだけども
 
途中、何故だか、急にニイニイの声のトーンが上がったもので  
聞き耳を立ててみたところ、内容は概ねこのような感じだった 

 
「・・・であるからシテ、つまり、那覇は渋滞が酷い。日本一。」
 
「(東京)都内の渋滞の比ではない。前に内地の人が言ってたワケ。」
 
「・・・時間通りには着かない。余裕を持って出発した方が良いハズ。」
 
「ダカラ、交通事故も多い。(若い女性は特に)気を付けないと危ないヨー。」 
 
まあ彼にしてみれば、経験上
『この手の方々は事故&返却遅れ等が多い』 
という判断をしたのかもしれない

 
そしてニイニイの熱弁は続く 

どうやらニイニイはもっともっと『沖縄は物凄く車社会デアル』 
という事実を印象づけたい様子で、その後ある質問を口にした
 
 
ニイニイ:「ゴホン。えーワタシなんかの家には車何台あると思います?」
 
女性グループ:「え?・・・(無言)」 

 

 

 
ニイニイ:「7台ですよ。ナナダイ。親兄弟みんな持ってる・・・一家にナナダイ!」

 
 

 

 
 
女性グループ:「・・・ハァ。そうですか・・・。」
(リアクション薄っ!)
 
 
・・・ニイニイの予定では、当然ここで
「エエーッ!」「マジ凄くない?」「沖縄ヤバくない?」とか反応があって
さりげなくも顧客のハートをがっちりキャッチするハズだったのだろな。 

自分の事を「面白いニイニイ」と印象づける計画だったのだろな。 
多分ニイニイの「殺し文句」・「決めゼリフ」なんだろな。ナナダイ
 
 
 
 
 

 
でも。分かる。分かるよニイニイ。オイチャンには分かるよ。  
・・・客商売って難しいよな。辛いよな。うう。
 
それにしても「一家にナナダイ(7台)」って 
中古車屋か!自転車乗れ!家でレンタカーやれ!

 
 

 
 
 

 
・・・ちゃんとツッコんだよ。ニイニイ。
 
 
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台風は去った。

 
 
昨日は台風でした。
 
台風17号
 
昔の人は
 
「野分のあしたこそおかしけれ」
 
とか何とか言ったようですが 
 
これは台風の次の日の
つまり、「台風一過」の澄み切った朝は情緒があってよろしい 

とか何とか言ってるのだと思われますが・・・ 
 
沖縄ではそうはいきません。 
 
秋の台風は一般的に「速度が速い」から気を付けよ
みたいに言うけど、石垣島付近では時速10~15kmくらいでノロノロ。
(遅いので、台風の次の日も基本的にまだ台風であります) 

で。ようやく雨・風が収まってきたのを見計らいつつ、後片付け。水洗い。
 
「おかしけれ」 などと

情緒があるとか言っとる場合ではアリマセン。 
 
昨日のような大きな勢力の台風は気圧が非常に低いので
(昨日のは920hpa位だった。これは強力。)
 
海水が気圧の低い台風に向かってどんどん巻き上げられ 
結果。島全体にシャワーのように海水を降らせます。 
 
だから車など、水洗いしないとサビます。
 
放っておくと朽ち果てる。草木は枯れる。
 
 
 
・・・そして。台風は去ったけど。
もしかしたら一緒に「夏」も去ったかも・・・
 
 
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シワとシワを合わせて幸せ~。

 
 
なぁーむぅー。
 
 
えーと。 
先日インターネットで少々調べ物をしてたら
ふと、何かの折に「幸福にまつわる名言集」みたいなページが出てきて

覗いてみた。

~以下、ざっと抜粋

『幸せとは、楽しい考え方が心を占めている状態、を言う』 シンドラー

『幸福とは、自分の分を知って、それを愛することである』 ロマン・ロラン

『幸福とは幸福を探すことである』 ルナール

『人間の価値判断は無条件に、幸福の願望に導かれている』 フロイト

『何を幸福と考え、また不幸として考えるか——』 D・カーネギー

『人間の幸福は、決して神や仏が握っているのではない』 エマーソン

『幸福には翼がある。つないでおくことはむずかしい』 シラー

『幸せは、・・・時には不幸という帽子をかぶってやってくる』 坂村真民

『禍や福のよる所、福や禍の伏す所なり』 老子

『幸せは、魂が行くところならどこへでも、ついてまわります』 J・アレン

等々。

ほほう。偉人の皆さん、述べてますなー。心に染む名言を。

他にこういうのもあった。

『幸せは歩いてこない だから歩いて行くんだね』 「365歩のマーチ」より

つまり、3歩進んで2歩下がれと。

では。
自分にとっての「幸せ」とか「幸福」とは何か・・・・

ワタシは断言する!

「幸せ」とは、例えばこのような場面に遭遇した時なのだと。

コレ↓

7777

何だかとてもラッキーな気分である。

いやまてよ 「ラッキー」と「幸せ」とは微妙に違うのでは。

まあいいや。

さらに。上の名言集にさりげなくコレもあった・・・

『なんでもないようなことが幸せだったと思う』 高橋ジョージ

「ロード」か!

参照:名言から学ぶ幸せのヒント

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道。というか、進路

今、無性にあの言葉を叫びたい・・・

「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 

危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となる 

迷わず行けよ 行けばわかる」 

ダァァァァーーー。

(A.猪木氏の名言とされてますが、オリジナルは一休和尚の言葉らしい)

・・・今回のアレは、色々と迷った結果なのでしょうか?

って言うか。台風14号(テンビン)よ。
アンタ迷わず行けよー!

見よ!この「道」・・・というか「進路」を

テンビンさん

という訳で。

数日前、八重山諸島に接近し、急な進路変更で台湾方面に抜けたハズの
台風14号(テンビン)が帰ってきました。

はっさもー。テンビンよー。

(著作権云々と言われるのが嫌なので上の図作ったけど・・・)
分かりにくい方は ↓コッチの気象庁さんの画像を見て下さい。
テンビン

テレビで散々中継してた「非常に強い台風15号」が去ったので
(テレビ関係者は何故か 「もっと強い風吹いてー!」 感が丸出しでしたネ)

今、沖縄に台風はない!と思って遊びに来た方々かわいそうです。
なんせ全国版の天気予報では、八重山・先島地区は結構無視されてマス。

そして。今夕は小さいながらも台風です。

観光の皆様。
暴風雨の中、無理して出歩かない方がよろしいかと。

トタン干し

色んなものが飛んで来るぞ。気をつけて。

豆知識:次の台風の名前は「サンバ/SANBA」だ。

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夏の思い出

夏がく~れば 思い出す~

去年の話ですが。

お店の移転に伴い自宅も引越した。
これがお店まで結構な距離なので、車で通勤することになった。

夏のある日、お店から家に帰ろうと駐車場に行ったら
「おや?」となった。

自分の車にとある細工が施されており

「うぬぬ。これは近所のガキどもの悪戯か!この餓鬼め!」

「いや。これはオバハンだ。図々しいオバハンの仕業である!」

「しかし。プラスチック爆弾の可能性も拭えない。かなりデカイが」

など、ひとしきり悩みぬいた。

このような状態。ううっ。

車の上に枕
(写真は当時を再現したものです)

・・・結果。犯人は自分だった。

朝、天気が良かったので、枕の異臭を改善すべく干した。
そして、干したまま(載せたまま)お店まで移動したようだ。


大きな地図で見る

えー解説しよう。

我が家は地図上のA地点の近辺で、お店はB地点であるからして
道のりは約8kmちょっと。

枕を載せて疾走。

カーブでの激しい横Gにも枕は耐えながら。
「ソバ殻まくら」ならではの重量感を生かして
約8kmを疾走。

それを見た子供たちは思ったに違いない。

「ねえ。あの枕を載せた車。一体何の目的で、どこへ向かうの」

いいかい坊や。おじさんが教えてあげよう。

「それは、ただの通勤だよ。」

・・・これが去年の夏の思い出です。

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